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関節のポキッと鳴る正体とは|つみき|整体|マッサージ|京都 伏見

2018年にその音の正体が解明され、世界的な科学専門誌「Scientific Reports」に関節のポキっと鳴る音についての原因を科学的に証明した論文が掲載されました。

関節とは?

関節の構造として、骨の他に関節軟骨、関節包、靱帯、などで構成されています。骨の表面にある関節軟骨が、骨同士が直接ぶつかり合わないよう、クッションのような役割をしています。靱帯は骨と骨をつなぎとめて、関節がグラグラしないようにしています。 関節を袋のように関節を包み込む関節包があり、この内側には関節を滑らかに動かすため、関節間には滑液(かつえき)という液で満たされています。

 関節の中の状態


関節を曲げた時に隙間が広がり、滑液の圧力が低下し関節の中が陰圧になります。

この圧力の変化で、滑液の中に溶けていた気体が気泡ができ、その泡がはじけることで「ポキッ」というクラッキング音が鳴る。ということを証明されました。

簡単にいうと空気ができて、その空気が弾ける音!ということでした。

実際のMRI画像がコチラ↓

引用:University of Alberta

鳴らし続けていると指は太くなる?

昔から指や首を鳴らしていると太くなるよー。と親や先生に言われていましたが、本当に指や関節部分が太くなるのでしょうか?

調べてみると、面白い研究がありました。

アメリカの研究者ドナルド・L・アンガー氏が、60年間左手の指を鳴らし続け、右手は一切鳴らさないという指の関節炎の原因を研究をされました。

結果は左右の指の太さは変わらないという事と、どちらの手にも関節炎の症状はなし。

まとめ

いかがだったでしょうか?小さい頃に鳴らすな!と怒られていた関節をポキッと鳴らすことは身体には害はなさそうですね!ですが個人的には痛みが伴うよであればポキポキ鳴らすのはやめておいた方がいいと思います。

それと、首などは生命に関わる神経や大きい血管が損傷するリスクがあるので、首回りはストレッチ程度にしておくかプロにマッサージなどをしてもらうのが安全です。

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