カラダのお話

頭痛体操はご存知ですか?

頭痛に悩む方々に朗報です。埼玉国際頭痛センターの坂井文彦先生が監修した「頭痛体操」は、片頭痛の予防や緊張型頭痛の緩和に効果的なストレッチ法として注目されています。この体操は、首や肩の筋肉をほぐし、脳の痛み調節系に良い刺激を与えることで、頭痛の頻度や強さを軽減することを目的としています。

頭痛体操とは?

頭痛体操は、首を動かさずに肩や腕を回すことで、首や肩のインナーマッスルをストレッチし、血行を促進する運動です。これにより、筋肉の緊張を和らげ、頭痛の予防や緩和が期待できます。特に、片頭痛の予防や緊張型頭痛の軽減に効果的とされています。

頭痛体操のやり方

1. 腕を振る体操

  • 正面を向き、頭は動かさず、コマのように両肩を大きく回します。
  • 頸椎を軸として肩を回転させ、頭と首を支えている筋肉(インナーマッスル)をリズミカルにストレッチします。
  • 2分間行います。 椅子に座ったままでもOK

2. 肩を回す体操

  • ひじを軽く曲げ、肩を前後に回します。(椅子に座ったままでもOK)
  • 前に回すときはリュックサックを背負うような感覚で、後ろに回すときは洋服を脱ぐような感覚で肩を回します。
  • 6回ずつ繰り返します。 

注意点

  • 片頭痛の発作中や激しい頭痛があるとき、発熱を伴う頭痛があるときは、体操を行わないでください。
  • 体操中に痛みが激しくなった場合には、すぐに体操を中止してください。
  • 普段の頭痛とは異なる症状(吐き気、ろれつが回らない、ものが二重に見える、めまい、痙攣など)がある場合は、すみやかに医師の診断を受けましょう。 

頭痛体操は、簡単に取り入れられるセルフケアとして、多くの方におすすめできます。日常生活の中で、無理なく続けることで、頭痛の予防や緩和に役立ててみてはいかがでしょうか。

参考元

一人で悩まずに「治す」「防ぐ」頭痛体操のすすめ!

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