自律神経とは、呼吸、循環、消化などの機能を自律的に行っている神経のことで、私達の意志とは関係なく24時間働いています。
身体の活動や日中に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
車でいうとアクセルが交感神経でブレーキが副交感神経です。
この交感神経と副交感神経は真逆の機能を持ちながら、お互いにバランスを取りつつ身体の機能を司っています。
この自律神経の働きが乱れると、疲れやすい、だるい、冷える、のぼせる、不眠、動悸、頭重、食欲不振、肩や背中の痛み、腰痛、息切れ、不安、吐き気や 多汗 など書き出しただけでも多くの症状を引き起こします。
自律神経の乱れはどんな時に起きる?
●季節の変わり目
春などの季節の変わり目は気温の寒暖差や気圧の変動が大きくなります。
寒暖差が大きくなると、体は体温や発汗を頻繁に調整しなければならなくなり、身体機能の調節を行う自律神経系に負担をかけてしまい、バランスが崩れやすくなります。
また、環境が大きく変わる季節でもあるため、異動に伴う引っ越し、進学や進級など、生活に変化が起こりやすく、普段より大きなストレスを受けやすくなります。
●生活リズムの乱れ
寝不足や昼夜逆転の生活、不規則な食生活などを続けていると、生体リズムがおかしくなり自律神経のバランスを乱す原因になります。
睡眠をとるべき夜間に働いたり、日中の起きて活動する時間に寝ている人に起こりやすくなります。
●精神的・身体的ストレス
仕事始めや新しい生活で人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、退職に伴う喪失感、失恋や家族の死去や過労、事故、怪我、さらには音、光、温度など些細なことかもしれませんが、日常に起こることが身体的なストレスとなって自律神経のバランスを崩します。
●更年期女性(一般的に45〜55歳頃)
年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少することでホルモンのバランスが崩れ、自律神経の乱れも引き起こし、心身に共にさまざまな不調があらわれることもあります。
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【労 宮】は軽く握り拳を作って中指と薬指のあたる間のところにあります。
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