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カラダのお話

人間の体は約60%が水分!血液と筋肉に「水」が必要な理由

私たちの体は、成人ではおよそ60%が水分で構成されています。

水分は単に「喉の渇きを癒やすため」だけに必要なのではありません。

体の中では、血液の循環を支えたり、筋肉の働きを維持したりするためにも重要な役割を果たしています。

今回は、特に水分と関わりの深い「血液」と「筋肉」について、わかりやすく解説します。

1.血液の大部分は水分!体の「物流網」を支える

全身の器官へ酸素と栄養を運ぶ血流。ソース:Design/Getty Images

血液は、赤血球や白血球、血小板などの血球成分と、液体成分である「血漿(けっしょう)」からできています。

この血漿の約90%は水分です。

血液中の水分は、体の中で次のような重要な役割を担っています。

● 酸素や栄養を運ぶ

血液は、肺から取り込んだ酸素や、食事から吸収した栄養素などを全身の細胞へ運びます。

● 老廃物を運ぶ

細胞が活動することで生じた二酸化炭素や老廃物などを回収し、肺や腎臓などへ運ぶ役割もあります。

つまり血液は、体中に必要なものを届け、不要なものを回収する**「体内の物流網」**のような存在です。

水分が不足すると血液量が減少し、血液が流れにくくなることがあります。

特に汗をたくさんかく夏場や、運動などで水分を多く失う場面では、こまめな水分補給が大切です。

2.筋肉も約75%が水分!筋肉の働きを支える水

「筋肉=タンパク質」というイメージが強いかもしれません。

しかし、筋肉組織には多くの水分が含まれており、一般的に筋肉の約75%程度が水分とされています。

筋肉に含まれる水分は、筋肉が正常に働くためにも重要です。

● 筋肉は水分を多く含む組織

筋肉は体の中でも水分を多く含む組織のひとつです。

そのため、筋肉量が多い人は、体内に保持される水分量も多くなる傾向があります。

● 水分不足は筋肉のコンディションにも影響

水分が不足すると、疲労感や運動パフォーマンスの低下につながることがあります。

また、発汗によって水分だけでなくナトリウムなどの電解質も失われるため、暑い環境で長時間運動する場合などは、水分と電解質を適切に補給することが重要です。

「最近、体がだるい」「運動すると疲れやすい」「足がつりやすい」という場合には、水分不足が関係している可能性もあります。

※ただし、足のつりや疲労感には、運動量・筋肉疲労・電解質バランス・睡眠など、さまざまな原因があります。

筋肉は水分を蓄える最大の器官。ソース:VectorMine / Getty Images

まとめ|こまめな水分補給で体のコンディションを整えよう

水分補給は、単に「喉が渇いたから飲む」というだけではありません。

「血液の循環」と「筋肉のコンディション」を維持するためにも、水分は欠かせない存在です。

特に夏場や運動時、汗をかきやすい方は、喉が渇いてから一気に飲むのではなく、こまめに水分を補給することを意識しましょう。

一般的には、飲み水として1日1.5〜2L程度がひとつの目安とされますが、必要な量は年齢・体格・食事・運動量・気温などによって変わります。

「一度に大量に飲む」のではなく、その日の体調や活動量に合わせて、少しずつこまめに補給することがポイントです。

毎日の水分補給を習慣にして、血液や筋肉を含めた体全体のコンディションを整えていきましょう。

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