こんにちは。近年、インフルエンザが過去最多の流行を見せています。この冬、皆さんやご家族の健康を守るために、基本的な感染対策の一つである「正しい手洗い」を改めて見直してみませんか?
なぜ手洗いが重要なのか?
インフルエンザや風邪は、感染者がくしゃみや咳をした際に飛び散ったウイルスが、手や物の表面に付着し、それを触った手を介して体内に侵入することで感染します。そのため、こまめな手洗いは、感染予防の第一歩です。
世界保健機関(WHO)によると、手洗いは病気の予防策として最も簡単で効果的な方法の一つとされています。特に外出先から帰宅したときや、食事前、咳やくしゃみの後などは、意識して手を洗う習慣をつけましょう。
正しい手洗いのステップ
- 流水で手を濡らす
手の汚れを洗い流しやすくするため、まずは水でしっかり濡らします。 - 石けんを使う
十分な量の石けんを取り、泡立てます。石けんがない場合でも流水で洗うだけで効果がありますが、石けんを使うとより効果的です。 - 手のひらをこする
両手のひらをしっかりこすり合わせて、汚れを落とします。 - 指の間や指先を洗う
特に指の間や爪の周りには汚れやウイルスが溜まりやすいので、指先を丁寧に洗います。 - 手の甲を洗う
手の甲も忘れずに洗いましょう。 - 親指を洗う
親指は意外と洗い忘れが多い部分です。片手で握るようにして洗います。 - 手首も洗う
手首までしっかり洗うと、さらに効果的です。 - 流水で十分にすすぐ
泡が残らないよう、流水で十分にすすぎます。 - 清潔なタオルやペーパータオルで拭く
手を洗った後は、清潔なタオルで乾かすか、ペーパータオルを使って水分を拭き取ります。
手洗いを習慣化するコツ
- 洗面台に手洗いの手順を貼る
- ハンドソープや泡立ちやすい石けんを使う
- 家族で手洗いをゲーム感覚で取り入れる(タイマーを使うなど)
最後に
現在、インフルエンザだけでなく、ノロウイルスや風邪などの感染症も増えています。正しい手洗いを習慣にすることで、ご自身やご家族の健康を守るだけでなく、周囲への感染拡大も防ぐことができます。この冬は、ちょっとした行動で健康的に過ごしましょう!
健康第一で、みんなで乗り越えましょう!
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